浮遊する花壇と法面植栽
コンクリートの底面を少しだけ奥まらせて、浮遊感を出すことはよくさせて頂いております。
下のデザイン例も花壇部分を少し浮遊させることで、変哲のない花壇の輪郭を強調し、モニュメントのようなイメージに仕上げることができます。
また、コンクリート以外の材料、特に石を使う場合は、浮き階段にすることで素材の良さが際立ちます。
この浮かせ具合にも石の厚みや階段の蹴上など、現場ごとの状況に合わせて様々な計算が必要です。
ただ浮かせればいいのではない所が一つのポイントであり、腕の見せ所でもあります。
こういう洋風な雰囲気でもいい感じです。
また一番上のCGでは、花壇内を壁に向かって盛り上げていることも一つのポイントです。
そうすることで、家の中から見たときに非常に立体的で迫力のある花壇に見せることができます。
法面は砂利と石で自然に土が流れないように止めることができます。